こんな疑問をスッキリ解説する記事です!
家事代行サービスのできること、できないことって分かりづらいですよね。僕も以前は分かっていませんでした。
でも分かっていないまま依頼すると、「えっ? この作業はできないの!?」といったトラブルになる可能性も。
それはつまり時間とお金を無駄にしてしまうかもしれない、ということです。
あなたがそんな失敗をしないためにも、家事代行オタクの僕が家事代行サービスのできないことをしっかり解説します。
- ハウスクリーニングなど専門性の高い作業
- 高所作業など危険を伴う作業
- 室内でペットの放し飼いは家事を断られる可能性
- 未就学児、中学生以下の子供しかいない場合も家事を断られる
この記事を読めば(あれ、これって頼めるんだっけ?)と迷うこともなくなり、毎回スムーズに依頼できるようになりますよ!
一度覚えてしまえば大丈夫。
ぜひ最後までご覧ください (`・ω・´)ゞ
以下の記事では家事代行サービスのトラブル対策をまとめています。あわせてどうぞ。

専門性の高いサービスは家事代行ではできない


家事代行はあくまで、日常的な家事のお手伝いをするサービスです。
専門機器を使ったりすることはありません。
つまり以下3つのことは、ほぼすべての家事代行サービスでできないことになります。
- ハウスクリーニングに該当する作業
- 高級家具や高級衣料・貴金属の手入れ
- 直接カラダに触れる行為
その1 ハウスクリーニングに該当する作業
専用機器を使ったり専用溶剤で徹底的にキレイにするのは、家事代行サービスではできません。
それは「ハウスクリーニング」の作業だからです。
- エアコンを分解して洗浄
- レンジフードを外して換気扇のファンや、内部の壁面掃除
- 専用溶剤を使った浴室の掃除
しかし、家事代行サービスの中にはハウスクリーニング部門がある場合も多いです。
ホームページで事前に確認してみましょう。
部分的に掃除できる場合も
ちなみに先日、我が家ではカジーに掃除代行をお願いしました。
その時、レンジフードの油汚れについて聞いてみたところ……
ということで、レンジフードのフィルターを僕が外してカジーさんに洗ってもらいました。




本体をすべてキレイにしたいならハウスクリーニングを頼む必要がありますが、フィルターがキレイになるだけでもすごくありがたい。
こんな感じで、スタッフさんに聞けば「これは無理だけどこれはできる」というラインを教えてくれます。
もちろん、明らかに”ハウスクリーニングの範囲”とわかることを無理に頼むのはダメですよ。
その2 高級家具や高級衣料・貴金属の手入れ
金額は定かではありませんが高価な衣料品や貴金属、家具は場合により洗濯や手入れできないことがあります。
損害賠償保険の金額で賄えないケースもあるからです。
あなたの自宅に高級家具などがある場合、家事代行の運営会社に事前相談・確認してみましょう。
その3 直接カラダに触れる行為
家事代行のスタッフは基本、直接カラダに触れるサービスはできません。(ベビーシッターは除外)
そういったサービスは専門資格が必要になるためです。
たとえば高齢者や身体障害者の介助や介護、医療行為。またマッサージなど。
これはどの家事代行サービスでも同じですね。
一方で「株式会社ライフサービス」のように、シニアサポートのある家事代行サービスもあります。
危険を伴うサービスは家事代行ではできない


当たり前ですが、大ケガする可能性のある作業は家事代行ではできません。
業者によって多少の違いはありますが、どの家事代行もほぼ同じです。
- 高所作業
- 重量物の運搬
- 炎天下での屋外作業や車の運転
その1 高所作業
高所に登る作業は基本的にできません。
もしスタッフさんが高所から転げ落ち、頭でも打ったらお互い最悪ですからね。
具体的には以下のような高さになります。(社内規定で記載されていない業者もあり)
- カジー→膝以上の高さの台に乗っての作業
- ベアーズ→脚立(3段まで)
また、カジーでは浴室の台や淵にのっての作業もNG。
「手が届かない天井の電球を替えたい」といった高所作業をお願いしたい時は、まず家事代行サービスに事前相談してみましょう。
その2 重量物の運搬
部屋の模様替えや引っ越しに伴う大型家具、家電の運搬等はNG。また家具以外の重い荷物も×
これは言うまでもなく、女性の体力では危険すぎるのが理由。
しかし重量物の移動が必要な場合、力仕事専門の家事代行サービスもあります。
中でもベアーズの「マッスルベアーズ」は有名ですね。
とはいえ、2時間で約2万円と少々お高め。
それなら「エニタイムズ」といった、比較的リーズナブルな料金で依頼できるサービスを使った方がいいかもです。
その3 炎天下での屋外作業や車の運転
炎天下と書きましたが、過酷な条件の中でする作業は全てです。(猛暑日にエアコンのない部屋で作業するなど)
また、車やバイクの運転もできません。
運転はまだしも、猛暑や極寒の中でする作業は命の危険を含むので当然ですね。
参考にカジーの利用規約を見てみましょう。
3. ベランダなどの室外の作業については、悪天候の日又は7月・8月・9月の間は、本家事代行サービスでは提供できません。
4. 猛暑の時期や冷房の効かない室内の作業※など、現場の状況によっては、サービス時間中に小休憩をとらせていただく可能性がございます。
※猛暑期において冷房の使用できないお宅については、サービスの提供ができません。引用元:カジー
サービス提供できない条件が分かりやすく書かれています。
しかしながら、上記のようなサービス提供規約は運営会社によってさまざま。
もし「これは大丈夫かな?」と、自分で判断できない時は運営会社かスタッフさんに確認してみましょう。
家事代行ができない状況2つ


上記6つの「家事代行ではできないこと」は、ほぼすべての家事代行にも当てはまることです。
次に、運営会社によってはサービスができない状況を見てみましょう。
- ペットの放し飼い
- 未就学児、中学生以下の子供しかいない
その1 ペットの放し飼い
室内でペットを飼っている場合、放し飼いのままでは家事代行サービスを受けれないことがあります。
理由は家事がスムーズにできなかったり、動物が苦手なスタッフもいるため。
家事代行サービスを受けるときはケージ内に入れておきましょう。
また、基本的にペットの散歩やエサやりといったペットの世話もできません。
(ペット専用のサービスがある会社もあります)
その2 未就学児、中学生以下の子供しかいない
未就学児がいるご家庭は、保護者や18歳以上の大人がいなければなりません。
また中学生以下の子供しかいない場合も、サービスを受けれない場合があります。(カジーの場合)
現在、日本で法的な定めはありませんが、家事代行サービス側で責任を負えないためです。
キッズラインのような「ベビーシッター×家事代行」というサービスもありますので、必要な方はそちらにお願いしましょう。
家事代行のできないことを理解したうえで活用しよう!


以上、家事代行サービスのできないことでした。
会社によって利用規約の違いはありますが、今回ご紹介した内容は多くの家事代行サービスに当てはまります。
- ハウスクリーニングに該当する作業
- 高級家具や高級衣料・貴金属の手入れ
- 直接カラダに触れる行為
- 高所作業
- 重量物の運搬
- 炎天下での屋外作業や車の運転
- ペットの放し飼い状態でのサービス
- 未就学児、中学生以下の子供しかいない状況でのサービス
僕自身はじめて知ることもあり、記事を作っていて(なるほどなあ)と思うことが多々ありました。
みなさんも家事代行サービスのできないことを理解したうえで、上手に活用してください (^^)/
以下の記事では利用者・シーン別の家事代行サービス活用法をまとめています。あわせてご覧ください。


