- 家事代行のサービス内容は?
- どこまで依頼できるの? できないことは?
- 依頼〜当日までの流れは?
このような悩みを解決します。
というのも、一見、複雑に見える家事代行サービスですが、基本をさえ抑えておけば業者選びで迷うこともありません。
実際に、僕も10社以上依頼してますが、毎回満足しています。
もし、あなたが家事代行サービスの利用を検討しているなら、ぜひ、この記事を読んでください。
記事を読み終えるころには、家事代行のサービス内容を把握し、あなたにぴったりの業者を選べるようになりますよ!
家事代行サービスとは?
家事代行サービスとは「日常の家事を家事のプロが代行するサービス」です。掃除や料理、買い物代行など日常の家事なら何でも依頼可能。
料金は「時間単価×依頼時間」で計算されます。ちなみに、料金相場は1時間あたり2,000円〜4,000円ほど。
また、家政婦さんのように住み込み・毎日常駐するわけでなく、家事が必要なときに必要な時間だけ依頼できます。
そして、家事代行会社を通してスタッフが派遣されるため、トラブルが起きても会社側が対応。損害保険にも加入しており、安心して利用できます。
家事代行と家政婦の違い
家事代行と家政婦の違いは3つあります。
- 雇用形態
- スタッフの働き方
- 料金(給与)の支払い方法
一つ目、雇用形態について。
家事代行の雇用主は法人ですが、家政婦は個人(依頼主)となります。
ただし、家事代行のなかには「マッチングサービス」という、ハウスキーパーと依頼主をつなぐのみの企業もあり。
二つ目、スタッフの働き方について。
家事代行は一回1〜3時間の依頼に対し、家政婦は3時間以上、さらに住み込みも可能です。
三つ目、料金の支払い方法について。
家事代行は運営会社に。一方、家政婦にはあなたから直接支払います。
家事代行と家政婦の違いはこちら
≫ 家事代行サービスと家政婦の3つ違い!メリット・デメリットも解説
家事代行とハウスクリーニングの違い
家事代行とハウスクリーニングの違いを表にまとめました。
家事代行 | ハウスクリーニング | |
1.サービス内容 | 日常的な家事 | 専門的なクリーニング |
2.スタッフ | 掃除が得意な主婦 | 専門知識・技術を持ったプロ |
3.掃除道具 | 家にある道具 | 専用の掃除道具 |
4.仕上がりの質 | 一般人と大差なし | ほぼ完璧にキレイになる |
5.料金形態 | 時間×単価 | 1回の作業分 |
6.利用頻度 | 高い | 低い |
「日常の家事」を依頼するなら家事代行、エアコンクリーニングなど「専門的な清掃」を依頼するならハウスクリーニングです。
家事代行が2時間でできること
家事代行が2時間でできることは以下になります。(実体験)
- 水まわり掃除3ヶ所(風呂、洗面台、キッチン)
- キッチン掃除、クローゼット整理整頓
- 窓拭き(6枚)、ベランダ掃除
- 作り置き6品
想像以上に多くの作業をしてくれました。
しかし、スタッフさんに聞いたところ「2時間だと慌ただしいので、3時間だとありがたい」とのこと。
それ以来、内容に関わらずうちでは3時間で依頼しています。
関連記事
≫ 家事代行は短時間でもOK!1時間から依頼できるサービス6選
家事代行サービスの料金相場
家事代行サービスの料金相場を表にまとめました。
料金/1時間 | 2,000円〜4,000円 |
---|---|
交通費 | 無料〜1,000円 |
延長料金 | 500円〜1,500円 |
指名料 | 無料〜500円 |
鍵預かり料 | 無料〜1,000円 |
割増料金(早朝・深夜) | 25%〜50% |
お試しプラン | 4,000円〜6,000円 |
たとえば、週1回3時間依頼した場合、月額26,400円(税込)。
隔週だと13,200円(税込)になります。
関連記事
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家事代行のメリット・デメリット
続いて、家事代行のメリット・デメリットをご覧ください。
- お金がかかる
- 他人を家にいれるストレス
- 契約にあたっての手間が煩わしい
- 仕上がりに不満が残る
- 自分や家族との時間が増える
- 精神的ストレスからの解放
- 肉体的な負担が軽減
- 徹底的にキレイしてくれる
- 家事内容をカスタマイズできる
- 献立決めから洗い物までしてくれる
- 作り置きしてくれる
- プロの知識・技術を学べる
- 自分の意識も変わる
家事代行はデメリット以上に大きなメリットが。
一人暮らしや子育て世帯、高齢者世帯など各世帯にあわせたサービスを提供しています。
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家事代行サービスに依頼できること
それでは、家事代行サービスに依頼できることを見ていきましょう。家事代行会社によっても多少異なりますが、大きく分けると2つです。
- 日常の家事
- その他の家事
日常の家事
掃除 | 掃除機・雑巾がけ 水回り掃除 食器洗い ゴミ出し 庭掃除 靴磨き |
---|---|
整理収納・片付け | 洗濯 部屋の片付け クローゼット・押入れの整理 ベッドメイク 引越しの荷造り・荷解き |
料理 | 作り置き パーティー用料理 下ごしらえ 食材の買い物 |
上記のように、一般的な家事は何でも依頼可能です。また、掃除や料理などを組み合わせ、家事内容をオーダーメイドで依頼することもできます。
家事代行のメリット・デメリットはこちら
≫ 【完全解説】家事代行サービスのメリット9つとデメリット
その他の家事
家外で行う家事 | 庭の手入れ・草むしり 買い物代行 クリーニングの受渡し 郵便・荷物の受け取り |
---|---|
各種サポート | 子供の送り迎え ベビーシッター ペットの世話 高齢者サポート(身体介助・医療行為不可) |
一般的な家事以外にも、さまざまな作業を依頼できます。
しかし、「庭掃除は2時間に1回の休憩必須」「車の運転不可」など、家事代行会社ごとに利用規約が異なります。
家事代行会社のウェブサイトを見る、担当者に聞くなど事前に確認しましょう。
買い物代行についてはこちら
≫ 買い物代行サービスとは?料金相場やおすすめアプリなど徹底解説
家事代行サービスに依頼できないこと
家事代行サービスのできないことは以下2つです。
- 専門性の高いサービス
- 危険を伴うサービス
専門性の高いサービス
ハウスクリーニング | エアコンの内部洗浄 レンジフードの分解洗浄 浴室の内部洗浄 フローリングのワックスがけ |
---|---|
資格が必要な行為 | 身体介助(入浴・排泄など) 医療行為 身体に触れるサービス ヘアカット ペットのトリミング |
家事代行は、あくまで日常の家事を代行するサービスです。専門知識や技術、資格が必要になる作業はできません。
しかし、中には家事代行のサービス範囲内のことも。
例えば換気扇掃除の場合、スタッフが換気扇を分解するのは無理ですが、レンジフードを顧客が自分で外せば、フィルターのみ掃除はしてくれるなど(実体験)。
ですから、掃除についてはスタッフに相談してみるといいですよ。
危険を伴うサービス
高所作業 | 脚立を使った電球交換 屋根掃除 |
---|---|
重量物の運搬 | 引越し作業 粗大ごみの搬出 |
その他 | 炎天下での屋外作業 車の運転 家具の組み立て |
家事代行サービスよって多少の違いはありますが、各社ほぼ同じです。
しかし、家事代行サービスよってはベアーズの「マッスルベアーズ」のように、男性スタッフ専門チームがあります。必要に応じて確認しましょう。
男性スタッフのいる家事代行はこちら
≫ 【2024最新】家政婦の男性(家政夫)がいる家事代行サービス7選!
家事代行サービスの利用手順
最後に、家事代行サービスを利用するときの流れを解説します。
- お試しプランのある場合
- お試しプランのない場合
- マッチング型の家事代行サービス
お試しプランのある場合
まず「お試しプラン」のある家事代行サービスから見ていきましょう。「お試しプラン」ではなく「トライアルプラン」と呼ぶ会社もあります。
- STEP1電話やウェブサイトで問い合わせ
希望日時を伝え、訪問日を決めます。
- STEP2ヒアリング・サービス実施
担当プランナー、清掃スタッフの2名で訪問します。
清掃個所の打ち合わせ後、清掃スタッフは掃除を開始。プランナーからは、定期サービスについての説明があります。
その後、支払い(お試しプランは当日、現金払いが多い)をしてプランナーは退出。
- STEP3定期依頼に本申し込み
お試しプランの掃除がすべて終わり、定期依頼を希望するなら本申し込みをします。
当日はもちろん、数日後でも申し込み可能。利用頻度やプランを決めて契約を済ませます。
- STEP4サービススタート
家事代行サービスする日にスタッフがあなたの家を訪問。事前に鍵を預け、不在時に家事をしてもらうのもOK!
支払いは月末締めが一般的で、口座引き落としやクレジットカード払いできる業者が多いです。
お試しプランのあるおすすめ家事代行はこちら
≫ 【2024最新】お試しプラン(トライアル)のある家事代行サービス12社を比較
お試しプランのない場合
続いて、お試しプランのない家事代行サービスの流れを解説します。
- STEP1電話やウェブサイトで問い合わせ
希望日時を伝え、訪問日を決めます。
- STEP2ヒアリング・本申し込み
担当プランナーがあなたの家を訪問。サービス内容の説明や要望を聞き、プランや見積もりを提示します。
あなたが納得したらその場で本申し込み(数日、検討しても大丈夫)。この日は事務的な作業だけで、掃除などはしません。
- STEP3サービススタート
本申し込みで決めた日時にスタッフが訪問し、定期サービススタート。事前に鍵を預け、不在時に家事をしてもらうのもOK!
支払いは月末締めが一般的で、口座引き落としやクレジットカード払いできる業者が多いです。
マッチング型の家事代行サービス
マッチング型の家事代行とは、タスカジやキッズラインのように、スタッフのプロフィールや利用者の口コミを見てから指名できるサービスです。
そして、依頼者とスタッフが直接やり取りします。つまり、間に業者が入らないので、料金もリーズナブルです。
- STEP1利用登録してスタッフを選ぶ
アプリやウェブサイトに利用登録後、スタッフのプロフィールやこれまで利用した人のレビューを参考にスタッフを選びます。
- STEP2依頼・支払い
スタッフに依頼し承諾されると、チャット機能で直接やり取りできるようになります。家事の要望を伝えるなど、打ち合わせしましょう。
クレジットカード決済はこのタイミングで行われます。
- STEP3サービス実施
約束した時間には在宅しておきましょう。交通費は当日に現金払いするケースもあるので、前もって準備しておくと安心です。
- STEP4評価して終了
後日、メールでアンケートや評価ページのURLが送られてきます。レビューや評価して終了。定期依頼する場合は、その旨を伝えましょう。
家事代行マッチングサービスについてはこちら
≫ 家事代行マッチングサイト9社を徹底比較!
よくある質問
最後に、家事代行に関するよくある質問をまとめておきます。
- 家事代行に危険はありますか?
- 家事代行は一人暮らしでも頼めますか?
- 家事代行はどんな人が使うんですか?
家事代行に危険はありますか?
人間のすることなので、家事代行が100%安全とは言い切れません。
考えられるトラブル・危険は以下の5つ。
- 料金関連
- スタッフとのコミュニケーション不足
- 作業・サービス内容
- 物損事故
- 盗難
とはいえ、事前に対策することもできます。
興味のある方は「家事代行サービス依頼前に知っておきたい盗難対策」をご覧ください。
家事代行は一人暮らしでも頼めますか?
もちろん大丈夫です。
鍵を渡し平日の不在時に利用することもできるので、休日に掃除する必要もありません。
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家事代行はどんな人が使うんですか?
一人暮らしの社会人、共働きの子育て世帯、高齢者世帯などさまざまな人が利用しています。
経済産業省の調査(2016年)によると、子供のあり・なし問わず、世帯年収700万円以上の利用者が一番多いようです。
くわしくは「家事代行サービス利用者の55%が世帯年収700万以上!実態を解説」をご覧ください。
家事代行サービスを利用して自由な時間を増やそう!
今回は、家事代行のサービス内容を解説しました。
最後におさらいです。
依頼できること | 日常的な家事 各種サポート(ベビーシッターなど) |
---|---|
依頼できないこと | 専門性の高いサービス 危険を伴うサービス |
ただし、家事代行会社によってサービス内容は異なります。事前に必ず確認してください。
また、ハウスクリーニングや身体介助に対応した家事代行サービスもあります。まずは、あなたのお住いの地域に、どんな家事代行サービスがあるのかチェック!
そして、気になる家事代行が見つかったら、「お試しプラン」で一度頼んでみましょう。
家事代行ランキングはこちら
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