- 家事代行サービスと家政婦の違いって何?
- それぞれのメリット・デメリットは?
- 依頼方法もおしえて!
こんな疑問にお答えします。
ここ数年、共働き世帯が増加しており、家事代行サービス利用者も増えています。
この記事をご覧のあなたも「家事代行サービス」or「家政婦」の利用を検討しているのかもしれませんね。
ではどちらにするか? というか何が違うの?
家事代行や家政婦は決して安くない費用がかかります。
両者の特徴を知らずにテキトーに依頼しても、つかい勝手が悪ければ費用が無駄になり、ストレスが溜まるだけかもしれません。
そんな失敗をしないためにも、この記事では家事代行サービスと家政婦の違いをしっかり解説していきます。
まず結論! 両者の大きな違いはこちら。
- 雇用形態
- スタッフの働き方
- 料金(給与)の支払い方法
本記事を読めば、業者選びに失敗せず正しい選択ができるようになります!
ぜひ最後までご覧ください。
家事代行サービスと家政婦の違いは3つ

ではさっそく、家事代行サービスと家政婦の違い3つを見ていきましょう。
- 雇用形態
- スタッフの働き方
- 料金(給与)の支払い方法
その1 雇用形態
家事代行サービスと家政婦では雇用契約する相手が違います。
家事代行サービス→家事代行スタッフ×法人(家事代行会社)
家政婦→依頼主(あなた)×家政婦
要は、あなた(依頼主)と家政婦の間に家事代行会社が入るかどうか、ということです。
その2 スタッフの働き方
家事代行のスタッフと家政婦では働き方も違います。
家事代行スタッフ→短時間(1〜3時間)
家政婦→長時間(3時間以上〜住み込み)
家事代行サービスの場合、依頼された時間内で指定された家事をします。
- 3時間で水回り4か所(キッチン・トイレ・洗面所・風呂)掃除
- 3時間で作り置き10品
一方、家政婦さんはお客さまからの依頼内容はもちろん、それ以外の家事も臨機応変に行います。
- 家事以外に、お客さまと同居している高齢の親御さんの介助(着替え・トイレ)
- 日中は家事、夕方はお客さまのお子さんのお迎えに保育園へ
その3 料金(給与)の支払い方法
家事代行サービスへは運営会社に。家政婦へは依頼主が直接支払います。
家事代行サービス→家事代行会社へ支払い
家政婦→依頼主から本人へ直接支払い
家事代行サービスへは、事前に登録したクレジットカードや現金で支払います。
そして家政婦さんへは業務終了後、現金で直接支払いすることが多いです。
家事代行サービスと家政婦のメリット・デメリット

続いて、両者のメリット・デメリットを見比べてみましょう。
あなたのライフスタイルにはどちらがあうのか、照らしあわせてみてください。
家事代行サービスのメリット・デメリット
【デメリット】
- あらかじめ決められた家事内容しかできない(融通が利かない)
- 住み込みなど、長時間の依頼はできない
【メリット】
- 家事代行会社を通しているので、トラブルもスムーズに解決
- スタッフは全員研修を受けているため、スキルは一定水準以上
- スタッフ変更がすぐできる
- 短時間でも依頼可能(1時間〜)
- 豊富なサービス内容
2時間水回り掃除してほしい、1週間分の作り置きを頼みたい、など目的が明確なら家事代行サービスがおすすめ。
1時間〜から依頼できるため、無駄ななく利用できます。
家政婦のメリット・デメリット
【デメリット】
- トラブルは当人同士で解決する必要がある
- スキルの差が大きい
- 家政婦さんの変更は時間がかかる
【メリット】
- 住み込みなど、長時間の依頼可能
- 幅広い依頼に対応
- 家事代行会社を通さないため、料金が安い
- 同じ人が担当するので人間関係を築きやすい
- ベテランが多い
長時間依頼や高齢者の介助を依頼するなら家政婦がおすすめ。
家事代行サービスより近い距離間でなんでも依頼できます。
ただ、損害保険の加入やトラブルの場合どうするかなど、契約前にしっかり決めておく必要があります。
家事代行サービスと家政婦ご利用の流れ

次に、家事代行サービスと家政婦の利用の流れを解説します。
サービス内容は似ていますが、利用の流れはまったく違うので参考にしてください。
家事代行サービスご利用の流れ
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STEP1問い合わせ
家事代行会社のウェブサイトから、メールや電話で問い合わせます。
そして、お試しプランや打合せの日程を決めます。
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STEP2打合せ(ヒアリング)
家事代行会社のコーディネーター、清掃スタッフが依頼主宅へ訪問。
作業内容や予算を考慮し、プラン提案をします。
お試しプランを希望されている場合は、打合せ後に掃除がはじまります。
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STEP3契約・人選
契約する場合は後日、再度コーディネーターが訪問するか契約書類が郵送されてきます。
その後、依頼主にあったスタッフをマッチング。
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STEP4サービス開始
あらかじめ決めた日時にスタッフが訪問しサービス開始です。
初回はコーディネーターが同伴し、サービス内容の確認や伝達をすることもあります。
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STEP5サービス終了
サービス内容やスタッフに対して気になる点があれば、コーディネーターや家事代行会社に伝えましょう。
家政婦ご利用の流れ
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STEP1問い合わせ
家政婦紹介所のウェブサイトから電話、メールで問い合わせます。
直接、紹介所へ訪問しても大丈夫です。
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STEP2ヒアリング・家政婦選び
家政婦紹介所に登録している家政婦の中から、依頼主にあわせた家政婦を紹介所スタッフが探します。
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STEP3家政婦との面談
依頼主宅で家政婦さんとの面談です。
家事内容の打合せや家政婦さんの得意・不得意なことなど聞いたり、ざっくばらんに話しましょう。
※交通費は依頼主負担です
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STEP4家政婦との正式契約
紹介された家政婦さんが気に入れば正式契約を結びます。
契約は紹介所スタッフ立ち会いのもと行います。
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STEP5サービス開始
あらかじめ決めた日時に家政婦さんが訪問します。
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STEP5サービス終了
お給料は家政婦さんに毎月、現金払いか振り込みで直接支払います。
予算や依頼内容を決めてから問い合わせよう

今回は家事代行サービスと家政婦の違いについて解説しました。
最後におさらいです。
【両者の違い3つ】
- 雇用形態
- スタッフの働き方
- 料金(給与)の支払い方法
どちらを利用するかは「依頼内容」と「予算」から決めるといいでしょう。
最近は日給ではなく、時給で料金を精算してくれる家政婦さんも増えました。
また、高齢者介助も依頼できる家事代行サービスも増加中。
つまり両者のサービス内容の差は小さくなっています。
となると、最後の決め手は結局、家政婦さんとの相性かなと個人的には思います。
正式契約する前に、お試しプランや面談で、家政婦さんとの相性がいいかどうか意識しながら接してみるといいですよ!