- 家政婦さんと個人契約すると料金は安くなるの?
- 個人契約したときのメリット・デメリットは?
- 家政婦さんと出会うにはどうすればいいの?
こんな疑問にしっかりお答えします。
家事代行サービスや家政婦さんに依頼していると、ふと思ったりしませんか?
「家事代行会社を通さない方が、お互いWin-Winじゃない?」
実際、住み込みで働く家政婦さん(リアルなメイド?)もいるわけだし・・・
依頼主、家政婦にとって金銭面などメリットは多数あります。
しかし、個人契約にはメリットと同じくらいデメリットも。
■依頼主目線
- 家政婦さんのモチベーションが高い
- 料金の安さ
- サービス内容に融通が効く
- トラブル対応が不安
- 家政婦を変更しづらい
- 家政婦を探すのに時間がかかる
■スタッフ(家政婦)目線
- 報酬が良い
- 依頼主と信頼関係を築きやすい
- 依頼主と直接やり取り可能
- 物損・金銭トラブル
- 緊張感がなくなる
まとめるとこんな感じですね。
個人的な結論を言うなら、家事代行会社を通したほうが安全・安心でおすすめ!
この記事はこんな人に向けて書いています。
- 家事代行で個人契約するかどうか迷っている方(依頼主)
- 個人契約を持ちかけられて迷っている家政婦さん
どちらの立場でも、メリット・デメリットをよく考えてから行動してくださいね。
【依頼主目線】家事代行スタッフ・家政婦と個人契約するメリット・デメリット

はじめに、家事代行スタッフ・家政婦と個人契約するデメリットを依頼主目線でチェック!
デメリット
デメリットは3つあります。
- トラブル対応が不安
- 家政婦を変更しづらい
- 家政婦を探すのに時間がかかる
デメリット1 トラブル対応が不安
物損や人身事故、怪我や盗難といったトラブルが発生した場合、当事者間で解決する必要があります。
家事代行会社を通していれば、会社側が損害保険で補償してくれますが個人だとそうもいきません。
個人契約するのであれば、最低限、家政婦さんには損害賠償保険に加入してもらうようにしましょう。
デメリット2 家政婦を変更しづらい
最初は「この家政婦さんいい!」と思って個人契約したものの
何度か依頼しているうちに、家政婦さんの仕事ぶりに不満がつのることもあると思います。
家事代行会社を通している場合、家政婦さん以外にスタッフがおり、不満を伝えれば家政婦さんを変更してくれます。
しかし、個人契約の場合は家政婦さん本人に、依頼主自ら伝えなければなりません。
デメリット3 家政婦を探すのに時間がかかる
いざ個人契約しようとしても、すぐに良い家政婦さんが見つかるわけではありません。
仮に、日頃から利用している家事代行サービスのスタッフに声をかけても、断られてしまうことの方が多いでしょう。
また「家政婦紹介所」もありますが、書類で希望を出し、事前面談もあるためかなり時間がかかります。
しかも、家政婦の実力が書面上でしかわからないという欠点も。
メリット
続いてメリットを見ていきましょう。
- 家政婦さんのモチベーションが高い
- 料金の安さ
- サービス内容に融通が効く
メリット1 家政婦さんのモチベーションが高い
家政婦さんのモチベーションが高い理由は2つ。
- 依頼主が支払う金額すべてが家政婦さんに入る
- 自分が指名されたという高揚感
とくに、報酬がすべて自分の懐に入るというのはモチベーションにつながります。
メリット2 料金の安さ
個人契約なので、家事代行会社に支払う料金は発生しません。
家事代行会社を通すと、人件費が発生するためどうしても割高になります。
家事代行マッチングサービスのタスカジ(個人間契約)と、ベアーズの料金を比較してみましょう。
タスカジ | ベアーズ | |
スポットサービス/3時間 | 5,250円 | 14,117円 |
交通費 | 実費 | 917円 |
※税込
スポットサービス料金の差額は8,867円。
依頼主側からすると、かなりお得になりますね。
メリット3 サービス内容に融通が効く
家事代行会社で働くスタッフさんより、家政婦さんの方が融通が効くでしょう。
最初から決まったサービス内容から選ぶのではなく、依頼主が家事内容を直接、家政婦さんに伝えるからです。
また個人契約なら、急な日時変更があってもキャンセル料や延滞料金が発生することもありません。
【家事代行スタッフ・家政婦目線】個人契約のメリット・デメリット

次に、働く側(家政婦)から見る個人契約のメリット・デメリットを解説します。
個人契約の家政婦として働くか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
デメリット
まずデメリットから見ていきましょう。
- 物損・金銭トラブル
- 緊張感がなくなる
デメリット1 物損・金銭トラブル
仕事中に万が一、依頼主のモノを壊してしまった場合、あなたが保険に加入していなければ自費で弁済するしかありません。
また、依頼主の部屋で金品が無くなったときも、あなたがまっ先に疑いをかけられるかもしれません。
どちらの場合も、家事代行会社を通していれば会社が間に入ってくれますが、個人契約にはそれがありません。
デメリット2 緊張感がなくなる
依頼主との距離が近いため親密な関係になります。
ですから、距離が近くなりすぎて関係が「なあなあ」になる可能性も。
すると、依頼主によっては「あれもこれも」という感じで、依頼内容を増やしてくることも考えられます。
「ここまではいいけど、これ以上はできない」と、家政婦側でしっかり線引することが大事です。
メリット
家政婦目線で見る個人契約のメリットは3つあります。
- 報酬が良い
- 依頼主と信頼関係を築きやすい
- 依頼主と直接やり取り可能
メリット1 報酬が良い
家事代行会社を間に入れない分、家政婦さんの報酬が高くなります。
例えばですが、1時間3,000円の家事代行サービスがあるとしましょう。
その場合、2,000円は家事代行会社、1,000円がスタッフの給与。
ところが個人契約の場合は、3,000円がそのまま家政婦さんの給与になる、という感じです。
とはいえ、それだと依頼主に金銭的なメリットがないので、現実的には1時間2,000円にするとかですね。(要話し合い)
それでも個人契約の家政婦さんは時給1,000円アップになります。
メリット2 依頼主と信頼関係を築きやすい
個人契約ですから当然、依頼主との距離も近いため信頼関係も築きやすいです。
依頼主とは雇用関係にはあるものの、仕事以外の話をしたり、場合によっては一緒に食事やお酒を飲むこともあるでしょう。
ただ、人付き合いが苦手な方からすると苦痛かもしれませんね。
一方、依頼主と相性も良く、仕事以外の時間を一緒に楽しく過ごせる人には最高の環境です。
メリット3 依頼主と直接やり取り可能
依頼主と家政婦の間に家事代行会社をはさむ必要がないので、コミュニケーションが円滑です。
家事代行会社は、依頼主とスタッフの直接のやり取りを禁止しています。
しかし、個人契約にはそれがありませんから、LINEや電話でサービス内容を簡単に打ち合わせできるのです。
家政婦さんと個人契約する方法

家政婦さんと個人契約する方法は3つあります。
- 家政婦(夫)紹介所
- 家事代行・家政婦マッチングサービス
- 友人・知人からの紹介
方法1 家政婦(夫)紹介所
家事代行会社のように、家政婦(夫)さんが依頼主宅に派遣されてきます。
また家事代行会社とは違い、法人ではなく個人事業として紹介所を営んでいる方も多いです。
ですから、家事代行サービスのように都市部など限られたエリアだけでなく、都市部から離れた地域にも紹介所があります。
損害保険にも加入している紹介所が多いです。
方法2 家事代行・家政婦マッチングサービス
おなじみの家事代行マッチングサービスです。
依頼主と家政婦さんは個人間契約という形なので、1時間1,000円〜など利用料金も安い!
損害保険の有無は会社により異なります。
また、家政婦さんのプロフィールや評価を事前に確認してから依頼できるので安心です。
方法3 友人・知人からの紹介
信用ある友人・知人から紹介してもらう方法もあります。
注意点は契約書を交わし、必ず書面に残すということです。
「友人の紹介だから」と契約内容をあやふやにしてしまうと、万が一のトラブルに対応できません。
どんなに親しい人からの紹介だとしても、必ず契約書類は作成しましょう。
安全性を考えれば家政婦より家事代行サービス!

今回は家事代行・家政婦の個人契約について解説しました。
依頼主・スタッフ目線、どちらも個人的には家事代行会社を通した方が安心・安全でおすすめです。
また個人契約するにしても、メリット・デメリットを十分理解した上で慎重に依頼するようにしてください。
以下の記事は、家事代行マッチングサイト「タスカジ」の体験談です。
あわせてご覧ください。