MENU
比較・ランキング

ホームヘルパーと家事代行サービスの違いを徹底比較

ホームヘルパーと家事代行サービスの違いを徹底比較
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
カジ
カジ
この記事では、家事代行をこれまで10社以上利用した家事代行オタクの僕が、ホームヘルパーと家事代行サービスの違いを比較するよ

 

キレイ子さん
キレイ子さん
ホームヘルパーと家事代行って何が違うの?

このような疑問にお答えします。

 

実際に家事代行サービスを利用する僕が、「全国社会福祉協議会」のウェブサイトを参考に比較、解説。

この記事を読めば、ホームヘルパーと家事代行の違いがよくわかります。

 

前半では、ホームヘルパーと家事代行を比較し、後半では両者のメリット・デメリットを紹介しますね。

関連記事
≫ 家事代行はシニア・高齢者サポートOK!おすすめサービス5社を比較

ホームヘルパーと家事代行の違いを徹底比較

バス掃除用品を持つ女性

それでは、ホームヘルパーと家事代行の違いを見ていきましょう。

ホームヘルパー家事代行
サービス内容身体介護/生活援助日常の家事
対象者要介護者/要支援者誰でも
資格有資格者必要なし
料金保険利用(自治体により異なる)時間×単価
依頼方法役所で要介護認定の申請Web、電話で依頼

サービス内容

ホームヘルパーと家事代行のサービス内容は以下のとおり。

ホームヘルパー食事介助
更衣介助
入浴の介助、清拭
排せつ介助
おむつ交換
歩行介助
ベッドの起居動作の介助
車いすなどの移乗介助
体位変換
服薬の介助
日常の家事全般
家事代行掃除
料理
洗濯
整理収納
買い物など

 

ホームヘルパーの作業内容は、地域包括支援センターケアマネージャーによって決められたケアプランにより行われます。

 

一方、家事代行の作業内容は依頼者とスタッフで決定。

毎回、作業内容を変えることも可能です。

 

参考資料
≫ サービス利用までの流れ | 介護保険の解説(厚生労働省)

サービス対象者

ホームヘルパー、家事代行のサービス対象者は次のとおり。

ホームヘルパー要介護1〜5の認定を受けた人
要支援1〜2の認定を受けた人
家事代行どなたでも可能

 

家事代行は、会社によって規約が異なります。

たとえば、一人暮らし男性の家にはスタッフ2名で訪問(料金も2倍)するなど。

詳細を事前に確認するといいですよ。

 

関連記事
≫ 家事代行・家政婦の個人契約はあり?依頼主・スタッフ目線で解説

資格

ホームヘルパー、家事代行スタッフに必要な資格は以下のとおり。

ホームヘルパー介護職員初任者研修
実務者研修
介護福祉士
生活援助従事者研修:生活援助のみ

いずれか1つ

家事代行とくになし

 

ホームヘルパーは資格がないと従事できません。

家事代行スタッフは資格がなくてもOK

 

関連記事
≫ 家事代行スタッフ・家政婦に資格やスキルは必須?あると役立つ資格16選

料金

ホームヘルパー、家事代行スタッフの料金は次のとおり。

ホームヘルパー介護保険により定められる(原則1割負担)
家事代行時間×単価

 

ホームヘルパーの料金はサービス内容、自治体により料金が異なります。

以下の表は、厚生労働省の「どんなサービスがあるの? – 訪問介護」を元にまとめた料金目安。

■ 身体介護

時間利用者負担(1割)
20分未満165円
20分以上30分未満248円
30分以上1時間未満394円
1時間以上1時間半未満575円

 

■ 生活援助

時間利用者負担(1割)
20分以上45分未満181円
45分以上223円

 

■ 通院時の乗車・降車等介助

時間利用者負担(1割)
1回98円

 

一方の家事代行は、「1時間の料金×利用時間」で算出されます。

 

関連記事
≫ 家事代行サービスの料金相場は1時間2000円から4000円

依頼方法

ホームヘルパーと家事代行の依頼方法は以下のとおりです。

ホームヘルパー

  • STEP1
    要介護認定を申請

    要介護認定申請書に記入し、市区町村の担当窓口に申請します。

  • STEP2
    介護認定の通知

    申請日から30日以内に、市区町村から介護サービスを利用する本人へ介護認定通知と被保険証が郵送で到着。

    認定は申請日に遡って効力が生じます。

  • STEP3
    ケアマネジャーの決定

    要介護1以上に認定されている場合、居宅介護支援事業所にケアマネジャーの選任を依頼します。

  • STEP4
    ケアプランの作成

    ケアマネージャーが利用者の自宅に訪問し、面談を行い「介護サービス計画書(ケアプラン)」を作成します。

  • STEP5
    事業者の選定と契約

    ケアプランに基づき実際にサービスを利用する事業所を選定、契約します。

  • STEP5
    訪問介護サービス利用開始

    訪問介護サービス開始です。

家事代行

  • STEP1
    問い合わせ

    家事代行会社のウェブサイトからメール、電話で問い合わせます。

    そして、お試しプランや打合せの日程を決めます。

  • STEP2
    打合せ(ヒアリング)

    家事代行会社のコーディネーター、清掃スタッフが依頼主宅へ訪問。

    作業内容や予算を考慮し、プラン提案をします。

    お試しプランを希望されている場合は、打合せ後に掃除開始。

  • STEP3
    契約・人選

    契約する場合は後日、コーディネーターが訪問するか契約書類が郵送されてきます。

    その後、依頼主にあったスタッフをマッチング。

  • STEP4
    サービス開始

    あらかじめ決めた日時にスタッフが訪問し、サービス開始です。

    初回はコーディネーターが同伴し、サービス内容の確認や伝達をすることもあります。

家事代行の運営会社により依頼方法は異なりますが、概ね上記のような流れになります。

 

関連記事
≫ 家事代行の頼み方!上手に指示するコツ6つ【テンプレート付き】

ホームヘルパーと家事代行のメリット・デメリット

メリット・デメリット

続いて、ホームヘルパーと家事代行のメリット・デメリットを解説します。

ホームヘルパーメリット・デメリット

ホームヘルパーメリット・デメリットです。

  • 1回2時間しか利用できない
  • 本人以外は対象外
  • 依頼できる家事の範囲が狭い
  • 医療行為はNG
  • 自宅での生活を支えてくれる
  • 身体介護OK
  • 費用が安い
  • 家族の負担も軽減される
  • 必要な介護だけ利用できる

サービス範囲や時間に限りはあるものの、住み慣れた家で介護サービスを受けれるのは大きなメリット。

保険利用できるため、家事代行に比べ料金も圧倒的に安いのもポイントです。

家事代行のメリット・デメリット

家事代行のメリット・デメリットをご覧ください。

  • 専門的な清掃はできない
  • 料金が高い(平均1時間2,000円〜4,000円)
  • 仕上がりに不満が残ることも
  • サービス範囲が広い(料理、洗濯など)
  • 長時間利用OK
  • 不在時でも利用できる
  • 短時間利用できる(30分、1時間)
  • お試しプランがある

ホームヘルパーに比べ料金は5倍以上になりますが、2時間以上の依頼も可能。

日常生活に関する家事なら何でも依頼できるため、料金以上の満足感を得られるでしょう。

 

関連記事
≫ 家事代行とは?サービス内容や2時間でできることを解説

ホームヘルパーと家事代行に関するよくある質問

Q&A 質問と返答

最後に、ホームヘルパーと家事代行に関するよくある質問をまとめておきます。

ホームヘルパー

  • 何歳から利用できますか?
  • 車で買い物など連れて行ってくれますか?
  • 男性スタッフはいますか?

何歳から利用できますか?

介護保険サービスを利用できるのは「原則65歳以上」と定められています。

出典:介護保険制度について – 厚生労働省

車で買い物など連れて行ってくれますか?

できません。

公共交通機関を利用し、買い物に同伴することはできます。

男性スタッフはいますか?

います。

ただし、在籍していない会社もあるので事前にご確認ください。

関連記事
≫ 【2024最新】家政婦の男性(家政夫)がいる家事代行サービス7選!

家事代行

  • サービスはどこまで依頼できますか?
  • スタッフはどんな人が来ますか?
  • 一度だけ依頼できますか?

サービスはどこまで依頼できますか?

家事代行サービスには以下の内容を依頼できます。

掃除掃除機・雑巾がけ
水回り掃除
食器洗い
ゴミ出し
庭掃除
靴磨き
整理収納・片付け洗濯
部屋の片付け
クローゼット・押入れの整理
ベッドメイク
引越しの荷造り・荷解き
料理作り置き
パーティー用料理
下ごしらえ
食材の買い物

 

一方、医療行為や直接体に触れる行為、高所作業など危険性のある作業はできません。

スタッフはどんな人が来ますか?

家事代行のスタッフは30~50代の主婦中心。

明るく、コミュニケーション能力の高い方が多いです。

関連記事
≫ 家事代行スタッフ・家政婦はどんな人?年齢層やタイプを徹底解説

一度だけ依頼できますか?

できます。

「スポット(単発)サービス」をご利用ください。

関連記事
≫ 家事代行は単発(スポット)でもOK!7つの上手な活用法

まとめ|ホームヘルパーと家事代行の違いを比較

介護士と高齢者女性

今回は、ホームヘルパーと家事代行の違いを比較しました。

ホームヘルパー家事代行
サービス内容身体介護/生活援助日常の家事
対象者要介護者/要支援者誰でも
資格有資格者必要なし
料金保険利用(自治体により異なる)時間×単価
依頼方法役所で要介護認定の申請Web、電話で依頼

 

両者の違いを把握できたと思います。

相談は無料なので、話が聞いてみたいという方は問い合わせてみましょう。

 

関連記事
≫ 【2024最新】話し相手におすすめの家事代行サービス5社を比較

ABOUT ME
梶原エイタ
1981年生まれ。都内在住で共働き。家事代行サービスの利用をきっかけにドハマり中。10社以上の利用経験あり。その体験をもとに、家事代行に関する情報を男目線で発信中。ブログテーマは「家事代行をもっと当たり前に」