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家事代行サービス利用者の55%が世帯年収700万以上!実態を解説

家事代行サービス利用者の55%が世帯年収700万以上!実態を解説
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カジ
カジ
この記事では、これまで10社以上のサービスを利用した家事代行オタクの僕が、家事代行サービスの利用者について解説するよ

 

キレイ子さん
キレイ子さん
  • 家事代行を使っているのはどんな人達?
  • なんで家事代行を利用してるの?
  • 家事代行の利用をやめた理由は?

このような疑問を解決する記事です。

家事代行サービスの存在は知っていても、実際に利用したことのある人はそう多くありません。

世間ではまだ「一部のお金持ちだけが利用するもの」と思われてします。本当は利用したいけど、イメージが先行して依頼する勇気が持てない人もいるでしょう。

そこで、今回はさまざまな調査結果から「家事代行サービス利用者の実態」に迫ってみることにします!

この記事を読めば、どんな人が家事代行を利用しているのか把握できます。そして、家事代行サービスの利用を迷っている方のお役に立てば幸いです。

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家事代行サービスの現在利用者は1.8%

円グラフ
はじめに、家事代行サービスの利用状況から見てみましょう。

利用状況の確認にあたり、野村総合研究所の調査結果から抜粋しました。

調査名家事支援サービス業を取り巻く諸課題に係る調査研究
調査期間2018年2月8日~2月9日
調査方法インターネットアンケート
調査エリア 一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、大阪府、兵庫県
対象者()内はサンプル数配偶者のいる25~44歳の女性(2,061)
単独世帯の男性(618)
配偶者のいる45歳以上の女性(412)
サンプル数合計3,091

以下のグラフを見ると、家事代行サービスの現在利用者は1.8%しかいません。

一方で「サービスは知っているが、利用したことがない」は77.7%と、利用率の低さがよく分かります。

家事支援サービスの利用状況のグラフ出典:家事支援サービスの利用状況:野村総合研究所

カジ
カジ
2014年の同調査では、現在利用者1%だったから一応増加してる

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高収入の共働き世帯・30代独身男性が最も利用

親子の後ろ姿
家事代行サービスの利用者はどんな人なのか。

ここでは”利用者の年齢や年収”にフォーカスして、データとあわせて実態をご紹介します。

子供あり・なし問わず共働き世帯年収700万円以上が最多

まず「既婚の一般世帯」から見ていきましょう。

家事支援サービスの既存利用者の属性出典:家事支援サービスの現状 – 独立行政法人 労働政策研究・研修機構

子供のあり・なし問わず、世帯年収700万円以上の利用者が最多ですね。

全体の55%が世帯年収700万以上ですが、共働き世帯44%、片働き世帯11%と大きく偏っています。

専業主婦(主夫)のいる片働き世帯に比べ、共働き世帯では時間に余裕がないのが要因。

いずれにせよ、収入が高いほど家事代行サービス利用が増加する、というのが分かります。

キレイ子さん
キレイ子さん
共働きで小さい子供がいると、時間がいくらあっても足りない

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30代男性が21.4%で最も多く利用

つづいて、既婚の一般世帯と単身世帯を合わせた統計をご覧ください。

この統計は、家事代行サービス「キャットハンド」が、自社の定期契約をしている顧客を対象に算出したものです。

キャットハンド統計出典:キャットハンド

一番多いのは「30代男性」次いで「30代子あり」世帯。

「夜遅くまでハードに働く一方で家事をする時間がない」という30代独身男性は多いでしょうから、この結果は納得ですね。

また、30代子あり世帯は「子供が小さく手がかかるので家事に時間を割けない」という理由が推測できます。

驚くのは「20代単身男女」で11.9%もいること。家事代行サービス利用の感想をSNSで見る機会も増えました。今後、新しい社会インフラになっていくのでしょうね。

カジ
カジ
単身世帯向けのプランもどんどん出てるよ

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利用目的の第1位「家事をする時間がない」

子供に服を着せるお母さん
一般世帯、単身世帯問わず家事代行の利用目的で一番多いのが「家事をする時間がない(36.3%)」でした。

次いで「家事をする十分な体力・気力がないため(24.0%)」

家事支援サービスの利用目的出典:家事支援サービスの利用目的:野村総合研究所

毎日忙しい社会人の中には、家事に当てられる時間や余裕のない人もいます。仕事や私生活の生産性を上げるために、家事代行サービスを利用する人が多いのでしょう。

キレイ子さん
キレイ子さん
自由な時間を生み出すなら、家事代行が手っ取り早いものね

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利用者の8割がサービスに満足

「まあ満足している(61.0%)」「とても満足している(21.1%)」と全体の82.1%の利用者がサービスに満足(図左)。

家事支援サービスの効果出典:家事支援サービス業の現状及び課題:野村総合研究所

また、全体の72.9%が「家事負担の軽減効果を実感している」と回答しています(図中)。肉体的、精神的負担がいかに軽減されたかが伺えますね。

そして、利用者の8割は「今後も利用継続したい」と回答。このデータを見ると、家事代行サービスの効果性が分かります。

カジ
カジ
一度利用すれば誰でも効果を実感できるよ

家事代行のメリット・デメリット
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利用をやめた人の理由第1位「料金負担の大きさ」

コスト
便利な家事代行サービスですが、利用をやめてしまう人も。

その理由第1位は「家計への負担が大きかったため(36.3%)」。次いで「特に理由はない(19.6%)」となっています。

家事支援サービスを利用しなくなった理由出典:家事支援サービスを利用しなくなった理由:野村総合研究所

また、仕事や家族の状況変化(受験、親と同居、離婚、転職)により、利用をやめてしまう人も13.6%と多いですね。

一方で、家事代行サービスそのものに対する評価が低くてやめた人は8.2%とわずか。生活に密接しているサービスだからこそ、家庭状況や景気に左右されやすいのでしょう。

キレイ子さん
キレイ子さん
家族や仕事の状況に応じて使い分けてる人が多いんだね

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時間が足りない人には家事代行サービス!

伸びをする女性
今回は、家事代行サービスの利用者について解説しました。

最後に内容のおさらいです。

家事代行サービス利用者の実態

  • 家事代行サービス利用者は全体の1.8%
  • 30代独身男性が最も利用
  • 最も利用しているのは年収700万円以上の世帯
  • 利用目的第1位「家事をする時間がない」
  • 家事代行サービスをやめた理由第1位「家計への負担が大きい」

時間を生み出すには家事代行サービス利用は効果的。日常生活の生産性向上、ストレス軽減になります。

毎週のように利用せずとも、月に1、2度の利用でも十分リフレッシュ可能です。ぜひ一度お試しください。

 

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ABOUT ME
梶原エイタ
1981年生まれ。都内在住で共働き。家事代行サービスの利用をきっかけにドハマり中。10社以上の利用経験あり。その体験をもとに、家事代行に関する情報を男目線で発信中。ブログテーマは「家事代行をもっと当たり前に」