こんな疑問をスッキリ解決できます。
家事代行サービスの存在は知っていても、実際に利用したことのある人はそう多くありません。
世間ではまだ「一部のお金持ちだけが利用するもの」と思われていたりします。
本当は利用したいけど、イメージが先行して依頼する勇気が持てない人もいるでしょう。
そこで今回は、さまざまな調査結果から「家事代行サービス利用者の実態」に迫ってみることにします!
家事代行利用の検討材料にしてください。
【先に結論!利用者はこんな人】
- 高収入の共働き世帯・30代独身男性が最も利用
- 子供のあり・なし問わず共働き世帯収入700万円以上が最多
- 30代男性が21.4%で最も多く利用
- 利用目的の第1位「家事をする時間がない」
上記のとおり、家事代行サービスの利用者は「30代独身男性や世帯収入700万円以上」の人達が最多でした。
大豪邸のお金持ちばかりではなく、みなさん普通に利用していると思いませんか?
この記事を読めば「家事代行はお金持ちだけが利用するもの」といった考えを払拭し、スッキリした状態で利用検討できますよ!
ぜひ最後までご覧ください。
家事代行サービスの現在利用者は1.8%

はじめに、家事代行サービスの利用状況から見てみましょう。
利用状況の確認にあたり、野村総合研究所の調査結果から抜粋しました。
調査名 | 家事支援サービス業を取り巻く諸課題に係る調査研究 |
---|---|
調査期間 | 2018年2月8日~2月9日 |
調査方法 | インターネットアンケート |
調査エリア | 一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、大阪府、兵庫県 |
対象者()内はサンプル数 |
|
サンプル数合計 | 3,091 |
以下のグラフを見ると、家事代行サービスの現在利用者は1.8%しかいません。
一方で「サービスは知っているが、利用したことがない」は77.7%と、利用率の低さがよく分かります。
高収入の共働き世帯・30代独身男性が最も利用

家事代行サービスの利用者はどんな人なのか。
ここでは”利用者の年齢や年収”にフォーカスして、データとあわせて実態をご紹介します。
子供あり・なし問わず共働き世帯年収700万円以上が最多
まず既婚の一般世帯から見ていきましょう。
以下のグラフは国民生活「家事支援サービスの利用動向-サービス普及への課題を探る-」から抜粋したもの。
子供のあり・なし問わず、世帯年収700万円以上の利用者が最多ですね。
全体の55%が世帯年収700万以上ですが、共働き世帯44%、片働き世帯11%と大きく偏っています。
専業主婦(主夫)のいる片働き世帯に比べ、共働き世帯では時間に余裕がないのが要因。
いずれにせよ、収入が高いほど家事代行サービス利用が増加する、というのが分かります。
30代男性が21.4%で最も多く利用
つづいて既婚の一般世帯と単身世帯を合わせた統計をご覧ください。
この統計は家事代行サービス「キャットハンド」が、自社の定期契約をしている顧客を対象に算出したものです。
出典:キャットハンド
一番多いのは「30代男性」次いで「30代子あり」世帯。
連日、夜遅くまでハードに働く一方で家事をする時間がない、という30代独身男性は多いでしょうからこの結果は納得ですね。
また30代子あり世帯は、子供が小さく手がかかるので家事に時間を割けない、という理由が推測できます。
また驚くのは「20代単身男女」で11.9%もいること。
家事代行サービス利用の感想をSNSで見る機会も増えました。
今後、新しい社会インフラになっていくのでしょうね。
利用目的の第1位「家事をする時間がない」

一般世帯、単身世帯問わず家事代行の利用目的で一番多いのが「家事をする時間がない(36.3%)」でした。
次いで「家事をする十分な体力・気力がないため(24.0%)」
毎日忙しい社会人の中には、家事に当てられる物理的また精神的余裕がない人もいます。
仕事や私生活の生産性を上げるために、家事代行サービスを利用する人が多いのですね。
利用者の8割がサービスに満足
「まあ満足している(61.0%)」「とても満足している(21.1%)」と全体の82.1%の利用者がサービスに満足(図左)。
また全体の72.9%が「家事負担の軽減効果を実感している」と回答しています(図中)。
肉体的、精神的負担がいかに軽減されたかが伺えますね。
そして利用者の8割は「今後も利用継続したい」とのこと。
このデータを見ると、家事代行サービスの効果性が分かります。
利用をやめた人の理由第1位は「料金負担の大きさ」

便利な家事代行サービスですが、利用をやめてしまう人も。
その理由第1位は「家計への負担が大きかったため(36.3%)」
次いで「特に理由はない(19.6%)」となっています。
出典:家事支援サービスを利用しなくなった理由:野村総合研究所
また仕事や家族の状況変化(受験、親と同居、離婚、転職)により、利用をやめてしまう人も13.6%と多いですね。
一方で、家事代行サービスそのものに対する評価が低くてやめた人は8.2%とわずか。
生活に密接しているサービスだからこそ、家庭状況や景気に左右されやすいのでしょう。
忙しく時間がないなら家事代行サービスは効果的!

仕事で忙しく家事をする時間もままならない、というシングルや共働き世帯に家事代行サービスは最も利用されています。
最後にご紹介した内容をおさらい。
【家事代行サービス利用者の実態】
- 家事代行サービス利用者は全体の1.8%
- 30代独身男性が最も利用
- 一般世帯では子供のありなし問わず、最も利用しているのは年収700万円以上の世帯
- 利用目的第1位「家事をする時間がない」
- 家事代行サービスをやめた理由第1位「家計への負担が大きい」
時間を生み出すには家事代行サービス利用は効果的。
日常生活の生産性向上、ストレス軽減になりますよ!
毎週のように利用せずとも比較的リーズナブルな月に1、2度の利用でも、十分リフレッシュできるかと。
ぜひ一度お試しください。